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2016年7月4日月曜日

IntelliJを使ってGo言語の開発環境を整えてみる for Windows

会社のPCは現在Windowsなので、Windows上でGo言語の開発環境を作ってみた。
OS:Windows7
IntelliJ:15.0.6
今回行う事は大きく2つです。
1. Windows上へのGoのインストール
2. IntelliJ側のプラグインのインストールと設定
では早速Goのインストールから始めようと思います。

Go SDKのインストール

  1. 下記のサイトからGoのインストーラー「go1.6.2.windows-amd64.msi」をダウンロードしてきます。
    https://golang.org/dl/
  2. インストーラーを起動し、インストールを開始します。
    インストーラーはデフォルトだとインストール先がC:\Goになっているので、
    別のディレクトリに入れたい場合は、任意のディレクトリを指定して下さい。
  3. インストールが完了したら、コマンドプロンプトを起動し、goのバージョンを確認します。
    > go version
    バージョンの確認が出来たらプロンプトは閉じても問題ありません。
    ※この時点でPathやGOROOT等の環境変数は自動で設定されています。
これでGoのインストール作業は完了です。
では引き続きIntelliJ側の設定を行っていきます。

IntelliJのPluginインストール

  1. IntelliJを起動します。
  2. 「Welcome to IntelliJ IDEA」の画面右下の「configure」→「Plugins」をクリック
  3. 画面下側の「Browse repositories…」をクリック。
  4. 画面上部の検索窓に「GO」と入力し、「GO」と書いてあるものをインストールします。
  5. プラグインのインストールが完了すると、再起動を求められるので、IntelliJを再起動します。

  6. 再起動したら、「Welcome to IntelliJ IDEA」画面で「Create New Project」をクリック。
  7. 画面左側のリストにGoがあるので、GoをクリックしてNextをクリック
  8. Procjet SDKの画面で「Configure...」をクリック
  9. Goをインストールしたディレクトリを指定し、OKを押下、Project SDKにGoと出てれば、Nextボタンを押下する。
    (Go言語をインストール時に何も変更指定なければ、C:\Goにインストールされているので、そのままOKを押せば問題ない)

  10. Procjet NameとProject locationを任意の場所にしてFinishをクリック
  11. 開いたプロジェクトでGo Fileを追加して、Hello World的なのを書いてみる。
    package main
    
    import "fmt"
    
    func main(){
     fmt.Printf("Hello World!")
    }
  12. 書いたら実行(メニューバーのRun -> Run ‘go run XXXXX.go’)
  13. コンソールにHello World!と出れば成功!
古い情報とかだとjarファイル落としてこないといけないとか書かれていますが、
基本的にはGoをインストールとIntelliJの画面内の操作で完結するようです。

おまけ

最初はIntelliJのバージョンが15.0.4のものを使っていたのですが、
なぜかGo SDKのディレクトリを指定しても、下記の様なエラーが出てしまって使えませんでした。
「The Selected directory is not a valid home for Go SDK」
IntelliJのバージョンと、Pluginのバージョンが合っていないのかとも思ったのですが、
PluginのREADMEを確認する限りでは問題ありませんでした。
go-lang-idea-plugin
取り敢えずIntelliJの最新バージョンが出てたのでアップデートしてみたら使えるようにはなったのですが、
これで根本原因が解決出来たのかは不明です・・・。