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2011年7月20日水曜日

GULLWINGを1シーズン使ってみた感想

まぁ以前初めて乗った時の感想が大体なんですが…。

■やわらかさが半端じゃない!
とにかくオーリーがしやすい。
板のセンター部分がロッカー構造になっているので、
脚力がなくてもオーリーできる。
あと、板をひきつけるのもやりやすかったです。
ちなみに、どのくらい脚力がなくてもできるかというと、
キャンバーボードではヤクルト1本分くらいの高さまでしか飛べない人が、
バスケットボール分位の高さ位まで飛べてました。


■浮力もそこそこある
パウダー用にセットバックしなくてもそこそこ板が浮く。
ちょっと後ろに加重してやると、「ふわっ」って感じで浮く。
なので、グラトリ用のセッティングでもなんとかなる。
1日中パウダーランとかだと厳しいですが…。


■バター系トリック
プレス自体はやりやすいんですが、
プレスしながらスピンする時に、ちょっと気を抜くと、
ロッカー部分が引っかかってこけるってことがあります。
まぁこれもテクとうか、ちゃんと加重しろよって話ですね。


■スピントリックもなんのその
引っかけてスピンするので、その辺はどうなのかなーと思ってましたが、
そこまで気になる程ではないです。
とはいえキャンバーに比べると、ノーズとテールが雪面から離れているので、
キャンバーよりはちょっと前に加重を増やして引っかける感じで、
問題無く飛べました。
たまに引っかからなくてすっぽ抜ける時もありましたが、
まぁこれは腕の問題だと思います。


■キッカー、パイプ
キッカーやパイプには入ってないのでわかりません。


■総括
全体的になんでもこなせる板ではありますが、キッカー、パイプには向かないと思います。
とはいえ011 Artisticらしいグラトリ主体で考えられているいい板だと思います。
柔らかい板なので、高速滑走をしていると若干バタつく感じはありますが、
僕はグラトリ中心に練習しているので、あまり高速滑走しないし、
大キッカーやパイプにビビって入らない僕にはぴったりの板です。
グラトリもしやすいし、パウダーも楽しめるし、ポコジャン、3~5mクラスのキッカー程度なら全然飛べます。
まぁ、飛ぶだけしかできないので、キッカーでスピントリックしようとした場合にどうなのかってのはわからないですが・・・。

今シーズンは自分のやりたいことに合った板を見つけられたんじゃないかなと思います。
去年まで乗っていた011のAIとかは、脚力のない自分には硬かったかなと思います。
初代FLAT KINGを乗っていた位がちょうどよかったのかなと思いつつ、
GULLWINGの柔らかくも、ハリのある感じが気に入りました。
来シーズンもこの板でスノーボードライフを満喫したいと思います。